笑顔は人を惹きつける。きれいな心でいよう。
寅さんを見ながら、こんな生き方悪くないと思っているところでございます。車虎次郎はなぜあんなにも人を惹きつけてやまないのでしょうか。寅さんのように男らしく女性を魅了するような人間になりたいです。
4月22日に京都の先輩の家に泊まらせていただき、23日に先輩は仕事があるので初めて一人で京都の寺社仏閣を巡りました。今は京都市内を回ろうとするとお得なチケットがたくさんあるのでとても便利ですね。私は京都駅を中心とした主な観光地をまわれるバス1日乗車券(500円)を買って、下鴨神社・仁和寺・龍安寺・鈴虫寺に行きました。それぞれ素敵なんですが、特に龍安寺と鈴虫寺は絶対に行った方がいいです!!龍安寺は知ってる方が多いですね。あの有名な石庭があるお寺です。庭には石が15個あるはずなのにどこから見ても14個しか見えない不思議!(頑張ったら15個見えないこともないんですが、野暮なので(笑))悩み事があったら石庭を見ていつまででも考え事をしていたいですね。新緑に囲まれていると、パソコンなどの機器と向き合っている生活から解放されすがすがしい気持ちになります。
特にお勧めしたいのが、鈴虫寺(華厳寺←正式名称?)です。お坊さんの説法は聞いたことありますか。説法とは聴衆に対して仏教を説き聞かせることらしいです。その説法を鈴虫寺では鈴虫説法と呼んでいて、ネットでは爆笑説法と呼ばれているらしいです。なぜ鈴虫説法というかというと説法をするお坊さんの目の前に5000匹近い鈴虫がケースで買われているのです。かなりシュールですね(笑)。私は仏教に関心があるということではないのですが、興味本位で聞きに行きました。想像では、坊主が今の世の中をお堅く斬る!と思っていました。ところがどっこい!少しオネエが入った感じでまるできみまろさんのような聴衆を巻き込んだお話でした。内容は、実際に聞きに行ってお楽しみにしてください!!一応気になったのが...
「今のお寺巡りをする方々は写真を撮って帰るだけでただの観光者でしかない。」
「お寺に行く本来の目的は、お坊さんに悩み事などを相談すること」
と私も耳が痛いことをお話していました(笑)。
面白い話の中にも、仏教の教えを取り込んだり、今の時代を危惧したりと揶揄を交えながらお話くださいました。
その中でも印象に残ったのが、「笑顔」という言葉です。
https://twitter.com/tooolooo/status/591277413935423488
最近は、老若男女問わず笑顔で過ごす人が少なくなったと。世の中が発展していくに伴って幸福度も比例して増しているかといえば、私は戦後の高度成長期を知らないので何とも言えません。ですが、街を歩いているとスーツのおじさんは疲れきった顔をして、若者はスマホを見て感情があるのかないのかもわからない顔をしている。意識をしてすれ違う人を見ていると、私もそう感じます。そのお坊さんは「不機嫌そうな顔をしている人にヒトは寄ってこない。笑顔でいる人の周りには自然と人が寄ってくる。」と言っていました。確かにその通りだと思います。笑顔で話せば相手も笑顔で返してくれますが、不機嫌な顔で話せば相手は笑顔にはならないですよね。とても簡単なことで、意識しないとなかなかできないことだと思います。笑顔で話しかけられれば、嫌な気持ちになることはないですよね。「笑顔」という言葉が今の私の心にズシンときます。
今を生きる。