若くして社会人として苦しんでいる方へ 逃げ道はありますか?命を絶つのは早くないですか
僕は寒い季節が嫌いです。2月生まれです。でも嫌いです。冬眠をしたい気分になります。何に対してもやる気が削がれちゃったりしますよね。今は暖かい部屋でぬくぬくしながら書いています。
さて今回表題にあるテーマで書こうと思ったきっかけは「インフルエンザで出勤しようとした女性が電車にひかれて亡くなった」というニュースを見たからです。
人身事故が起こった理由は何だったのでしょうか。インフルエンザで意識が朦朧として誤って線路に落ちてしまった?インフルエンザでも出社しなければいけないというストレスで自ら命を絶った?もちろん本当の理由を知るのは亡くなった彼女だけですが、今回は後者の理由だった場合の視点で私の中で色々と考えてみることにしました。
まず私のお話からさせていただくと、昨年の夏までは東京近郊で営業の仕事をしておりました。その仕事は転職後のことで、転職前までは新卒(大卒)として旅行業界のベンチャー企業に勤めていました。そこのベンチャー企業は私にとってとても働きやすい環境ではありましたが想像していた業務内容ではなかったり夜遅い時には終電近くまで職場に残ることもありました。いつも帰るときに東京メトロの電車を見ながら「飛び込む人の気持ちもわからんでもないな」なんて思っていたものです(笑)
東京に住んでいる方ならわかると思いますが(すみません他の地域のことはあまりわからなくて同じかも知れませんが)、毎日のようにどこかの路線で人身事故が起きています。そのほとんどが自殺を目的としたものだとしたら本当に悲しい問題です。
何故人間は奇跡のような確率で生まれて来た自らの命を絶ってしまうのか、社会人として私なりに考えました。それは生き方の選択肢がないからではないでしょうか。
義務教育を経て高校へ行き大学へ行きそのまま社会人になり定年まで全うする。これが一般的な人生で誰もが想像しやすい人生でしょう。
そういったイメージしかない時に会社に絶望したら逃げ道がなくなってしまう。
責任感が強い人ほど、別のキャリアを形成することに後ろめたさを感じて自ら命を絶つ選択をしてしまう。
理解できない人もいることでしょう。ですが、これは追い込まれた人にしか分からない。若しくは選択肢がない人にしか分からない。
私は自殺を未然に防ぐような手立てを知っている訳でも何かしらのアドバイスができる訳でもありません。
ただ一つ言えるのは逃げ道をなくさない為にも「生き方は無数にあること」を知っておいて欲しいということ。逃げる事は何も悪い事ではありません。早いうちに色々な選択肢を増やしておく事をお勧めします。
長くなってしまったので、続きを後編として書きます。
それでは。
今を生きる